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常陸山谷右衛門展

 茨城県水戸市出身の常陸山谷右衛門は今からおよそ100年前、明治時代から大正時代にかけて活躍した第19代横綱です。第20代横綱の二代目梅ケ谷藤太郎とともに「梅・常陸」と並び称され、相撲界に一時代を築きました。常陸山が活躍した時期には、相撲を開催するための屋内施設として旧両国国技館が開館したのをはじめ、さまざまな制度改革が行われ、大相撲は新時代を迎えていました。

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常陸山は現役中にアメリカ・ヨーロッパを漫遊するなど進取の気風に富む一方、武士道の精神に基づき力士の品位を重んじました。相撲協会の運営で手腕を発揮するとともに、弟子からは3人の横綱をはじめ多くの関取を誕生させています。
 今回の展示では、「御大(おんたい)」「角聖」と称されて慕われた名横綱常陸山についてご紹介いたします。

会期 平成20年(2008)8月26日(火)~10月17日(金)

【主な展示資料】
*常陸山谷右衛門使用の化粧廻し2組(宝石)(三つ葵)
*常陸山谷右衛門使用の締込
*常陸山谷右衛門使用のシルクハット
*常陸山谷右衛門使用のステッキ
*常陸山谷右衛門書「山色新」
*常陸山関係の写真

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【展示解説のお知らせ】9月13日(土)の14時から職員による展示解説を行います。参加ご希望の方は相撲博物館展示室にお越しください。

会期中の休館 8月30日(土)、8月31日(日)、9月6日(土)、9月7日(日)、9月12日(金)、10月4日(土)、10月13日(祝)

入館料 無料
※9月14日(日)~28日(日)は大相撲九月場所、10月5日(日)は時津海引退相撲、6日(月)は明治神宮奉納全日本力士選士権大会、11日(土)はテレビ朝日社会福祉大相撲の観覧券が必要です。

相撲博物館

〒130-0015 東京都墨田区横網1-3-28(国技館1階)
電話 03-3622-0366
開館時間 10時~16時30分(最終入館16時)
JR総武線両国駅西口より徒歩1分
都営地下鉄大江戸線両国駅A4出口より徒歩5分
http://www.sumo.or.jp/museum/index.html


2008年08月09日 午前10:32 |by 相撲博物館

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