蔵前橋が近づく。橋の下をくぐり抜ける。橋が低く、ちょっと洞窟のようでわくわくする。
蔵前は、川沿いに幕府の米倉が並んでいたことからの命名。
蔵前橋の台東区側、今はピンク色の巨大な建物(下水道局らしい)になっているところに、約30年間、蔵前国技館があったことを、知る人はもう少ないかもしれない。
次に見えて来たのは厩橋。
この台東区側に、幕府の御厩(おんまや)、つまり馬小屋があったとこからこの名がついたらしい。
あれ、この橋は緑色だね。蔵前橋は黄色で、両国橋は赤に塗られていた。俗に『墨田十三橋』と呼ばれ、それぞれが姿形の個性を競っているのはわりと有名なことだけど、色分けされているとまでは知らなかったなぁ。
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