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こんにちは、両国界隈在住の町人Aです。
今日も今日とて、両国橋を渡って仕事に向かいました。
私がふだん行き来している「両国橋」が掛けられたのは江戸時代。
当時は現在の位置とはちょっとずれいて、橋の名前も「大橋」でした。
隅田川は「下総国」と「武蔵国」という二つの国の国境だったので、
この二つの国をつなぐ橋ということで、
当時の人々から「両国橋」と呼ばれるようになりました。
そして、その橋のたもとが「両国」という地名になり、
浅草と並ぶ盛り場として江戸の人々を楽しませてきました。
現在は両国橋の東側の地域に両国駅があり、ここが「両国」です。
しかし、この辺りは1971年まで「東両国」と呼ばれていた場所です。
現在の東日本橋二丁目界隈である「西両国」こそが
江戸時代の本来の両国であったということです。
そんな今の両国と、江戸時代の両国を行ったり来たりできる橋
それが両国橋。
二つの国を行ったり来たりする両国橋を通りながら、
今と昔を行ったり来たり、両国散歩を楽しんでいる日々でございます。
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2012年04月20日 午後01:25
|by PRESSMAN
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