両国橋から約3km。ようやく桜橋に到着する。
この橋は昭和60年に架けられた新しい橋で、上から見るとX字型をしている。うれしいことに、歩行者(と自転車)専用の橋で、のんびりと橋から川を眺めることができる。
この近隣にあるのが、名物の「言問団子」。3種類の団子のほどよい甘さが、疲れた身体に染み渡る。
店内でいただけるのは団子のみ、という潔さもいいじゃないですか。
言問団子の裏には、あの王さんが野球をしていたグラウンドがある。王貞治杯っていう野球大会があって、地元のチームがしのぎを削っていたらしい。
そして、すぐそばには「長命寺の桜もち」もある。
花見の季節になると行列ができる名店で、塩気を含んだ桜の葉でくるまれたもちは絶品だ。
そういえば、両国の花火の第一会場は、桜橋のすぐ下流。第二会場は、もう少し上流。うまくすれば、当日でも間近で見られる。
桜橋のたもとには、水上バスの乗降所。ここから両国までは、船でひと駅、10分。さらに東京湾に抜けることもできる。
水上散歩もまた、よしだ。
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