絶品と言われた友綱部屋の味に、工夫を重ねて生まれたちゃんこ。
双葉山時代の名力士、“弾丸”と異名を取った巴潟が、年寄引退後、友綱部屋跡に開いたのが、ちゃんこ巴潟だ。
「昔、友綱部屋のソップ炊きは、相撲界では『絶品』と言われたんですよ」と語るご主人の工藤建次さんは、その息子さんである。「ただ、小さな鍋であの味を出すのは無理で、オヤジからも『部屋のソップは絶対に店に出すな』と言われました」。そこで修業先のちゃんこ屋で味を研究し、さらに工夫を重ねた末に生まれたのが4つのちゃんこ。それぞれに味わいがあるが、毎日50キロのイワシから手作りされるつみれが人気だ。
ソップ炊きの「太刀山」(たちやま)、いわしつみれ入りの塩味「国見山」(くにみやま)、魚介類をポン酢で食べる「矢筈山」(やはずやま)、味噌味の寄せ鍋風「巴 」(ともえがた)(すべて1人前2800円)と4つの味を選べる。
店主:工藤健次さん
具に合った何種類もの鶏ガラやカツオダシを、毎日30キロ使ってダシをとってます
ちゃんこ 巴潟(ホットペッパーグルメ)
ちゃんこ 巴潟
東京都両国2丁目17-6
TEL: 03-3632-5600
営業時間: 11:30〜22:00
年末年始と旧盆のみ休み
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