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相撲と両国の関係

sumo_sashie相撲と両国の関係は、いつ生まれたんだろう?

相撲の起源は、古代、垂仁天皇の頃に野見宿禰(のみすくね)と当麻蹴速(たいまのけはや)が闘ったのが始まりと言われている。

戦国時代には武士の間で行われた。
江戸時代には寺社造営の費用捻出のために、いわゆる「勧進相撲」が盛んに行われる。
やがて定場所が宝暦年間以降にでき、最初は深川八幡宮の境内だったらしい。
両国に相撲がやってきたのは、昭和5年(1776)9月。本所回向院境内で行われたのが最初だ。
文政10年(1827)にはここが江戸相撲の本場所となる。
常設の設備ができたのは、明治42年。旧国技館が今のシティーコアの場所に完成し、町中に相撲部屋も数多く建てられ、「両国=相撲」の強固な関係が確立する。
しかし昭和25年には国技館は蔵前へ。
昭和60年の初場所から、いまの新国技館に戻ってきたのだが、その間30年以上も離ればなれになりながら、「両国=国技館」の関係は壊れなかったのだ。
すごい。


2004年11月15日 午後06:37 |by PRESSMAN

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