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「高はし」(相撲小物、お誂え布団)●創業大正元年

futon_syujinn京葉道路を駅の方に歩く。この通り沿いにも、数多くの老舗が並んでいる。最近では少なくなってしまった、仕立てを手がける布団の老舗「高はし」さんに立ち寄ってみる。

外見は相撲みやげ屋さん。「いや、うちはあくまでお相撲さん用布団の仕立屋。でも昔からのれん等の染め物も扱っていて、それがおみやげとして好評で、今では店のほとんどを占めているんです」とは、3代目のご主人・高橋秀一さん(43歳)の言葉。和布団に強い愛情とこだわりを持つ方だ。「フワフワしただけの化繊の布団なんかで寝てちゃダメですよ。和布団はぺちゃんこになる?布団は硬い方が身体にいいんですってば。長く使ったらどれくらいの厚さになるかまで、職人は計算してるんだから。いい綿は打ち直せば新品に生き返りますしね」と、ご主人のうんちくは止まらない。「いきなり布団をあつらえるより、布から選んでオリジナルの座布団を作ったらどうですか。和染めの模様は洋室にも合いますよ」。
小さな和模様の座布団で2500円から。オリジナルなら5000円くらいから買える。


2004年11月04日 午後05:01 |by PRESSMAN

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