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ラッキィ池田

13ボクのダンスの原点は、下町の活気や騒々しさ。「飾らない感情表現」が発想のもとなんですよね。

ちょっと不思議なダンスでおなじみのラッキィ池田さんは、両国から程近い町・八広に生まれ育った下町人。
あの踊りの原点は、下町が持つパワーなんだそうです。

両国とは目と鼻の先で生まれ育ったんですね。
「そうなんです。ただ、子供の頃は荒川の土手で遊び回っていて、高校生くらいになると錦糸町に買い物に行ってましたから、両国とのお付き合いは大人になってからなんです」。

どんなところへ行かれるんですか。
「有名なちゃんこの川崎さんには、味だけでなく昔ながらの古い建物が好きでよく行きます。東京って、どこも『開発』っていう名目で同じような町にされちゃうじゃないですか。でも墨田区って、開発が遅れた分、まだ町ごとの個性が残ってる。両国も、そう。いろんな意見の人がいると思うけど、ボクは絶対に変わってほしくないと思うなぁ」。

思い出の場所なんか、ありますか。
「思い出っていうより、たとえば大きな店ならとっくに廃番になってるようなプラモデルを売ってる古ーい玩具屋さんとかが、家の近所にまだあるんですよ。今もときどき行って、買い込んでます。ほかにも炭屋とか、どうやって生計立ててるんだろうと思うようなお店が残ってるんです」。

昔ながらの風情があるんですね。
「もうすぐ隅田川の花火ですけど、あれもボクが住んでるマンションの部屋から眺められますしね。ただ、あの高速道路ができて、風景はずいぶん変わってしまいましたけど。あれは残念でしたね」。

そんな下町の雰囲気は、池田さんの振り付けにも影響してるんですか。
「ボクのダンスの基本にあるのは、日常の中の自然な心の表現なんですよ。花火を見たらはしゃぎたくなるとか、こういう目にあったら人はこんな動きをするっていう。一応これでも、ダンスの基礎は勉強したんです(笑)。けど、結局自分の動きたいように動くダンスに行き着いたんですね。そして、その下地にあるのが、下町の全然飾らない、真っ直ぐな気性なんですね。最近自分のルーツの濃さをつくづく感じてますよ」。

<プロフィール>
昭和34年、墨田区八広に生まれ、今も墨田区京島に暮らす。「カップヌードル」のCMでアーノルド・シュワルツェネガーを指導した振り付け師として有名に。現在、タレントとして活躍しながら、全国市町村の新しい「音頭」の振り付けにも意欲的に取り組む。


2004年11月04日 午後06:59 |by PRESSMAN

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