名物のもなかだけでなく、雅代ねえさんの気っ風も味わおう。
吉良邸跡のすぐそばにある「大川屋」は、明治2年創業の老舗和菓子店。両国で愛されてきた「町の和菓子屋さん」だ。
ほぼすべて自家製のお菓子は、どれもが懐かしいどっしりとした味わい。
生粋の両国っ娘、雅代さんから、地元だけの情報が聞けるかもしれない。
【隅田川もなか】
明治2年の創業当時から変わらぬ味で、下町のお茶受けとして愛され続けているこのもなかは、明治神宮献納の実績もある銘菓だ。
王道とも言える、素朴な味わい。
【ちょこの山】
「はっけよいのこったのこった」シリーズと名付けられたオリジナル和菓子のひとつ。
黄身時雨にチョコチップを入れてしまった和洋折衷が、不思議においしい。
【くろいそ】
黒糖入りの蒸しカステラでつぶし餡をはさんだ、どこか懐かしい風味のするしっとりとしたお菓子。これも「はっけよいのこったのこった」シリーズのひとつ。
<所在地>
両国3丁目7ー5 TEL.03ー3631ー3759
両国4丁目18ー6 (支店/清澄道路沿い)
月曜定休
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