幕末から明治時代にかけての写真技術の伝来と発達は、各方面に大きな影響を与えました。相撲も例外ではなく、力士の姿をありのままに伝える写真は、錦絵に替わる存在となって人々に親しまれ、明治後期には多数の絵はがきが作られるようになりました。同時に日本独特の娯楽、競技である相撲は、日本を海外に紹介するための素材の一つとして盛んに撮影されました。
今回の展覧会は、鬼面山谷五郎、小錦八十吉、大砲万右衛門など明治時代に活躍した横綱を初めとする名力士の肖像や、土俵入り、取組の様子を撮影した古写真、名刺判写真、絵はがきなどの資料を通じて、明治時代の大相撲界をご紹介いたします。
会期 平成20年(2008)10月21日(火)~12月19日(金)
【内容】 Ⅰ 名力士の肖像 Ⅱ 相撲風景 Ⅲ 行司・呼出 Ⅳ 名刺判写真 Ⅴ 絵はがき
【展示解説のお知らせ】 12月6日(土)の13時から職員による展示解説を行います。参加ご希望の方は相撲博物館展示室にお越しください。
会期中の休館 土曜日・日曜日・祝日 ※12月6日(土)・7日(日)は開館(7日は全日本相撲選手権大会の入場券が必要となります)
入館料 無料
相撲博物館 〒130-0015 東京都墨田区横網1-3-28(国技館1階) 電話 03-3622-0366 開館時間 10時~16時30分(最終入館16時) JR総武線両国駅西口より徒歩1分 都営地下鉄大江戸線両国駅A4出口より徒歩5分 http://www.sumo.or.jp/museum/index.html
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