今から100年前の明治42年(1909)6月、両国の回向院境内に国技館が開館しました。当時、東洋一とも言われた大規模な建物は大変な評判を呼びました。そして相撲興行は屋内で行われるようになり、天候に左右されることがなくなりました。国技館の誕生は相撲界にとって大変画期的な出来事でした。
100年の歴史を経る間に場所は両国、蔵前、再び両国と変わっていますが、いずれの国技館も大相撲の舞台として数多くの名勝負を見守ってきました。今回は開館100周年を記念して、国技館の歴史を振り返ります。
会期 平成21年(2009)4月21日(火)~6月19日(金)
【主な展示資料】 *明治42年常設館完成初興行披露文 *明治42年両国国技館開館記念袱紗(橋本関雪原画) *国技館ではじめて本場所が開催された明治42年6月の番付 *国技館大相撲土俵入之図(玉波画) *蔵前国技館の瓦 *昭和30年5月場所ポスター
会期中の休館日 4月25日(土)、26日(日)、5月4日(月・休)~6日(水・休)、8日(金)、31日(日)、6月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日) ※4月29日(水・休)は、横綱審議委員会稽古総見一般公開の間<午前>のみ開館いたします。
入館料 無料 ※5月10日 (日)~24日(日)は大相撲五月場所、5月30日(土)は玉春日引退相撲の入場券が必要となります。
【展示解説のお知らせ】 5月9日(土)、6月2日(火)の14時から職員による展示解説を行います。参加ご希望の方は相撲博物館展示室にお越しください。
明治42年(1909)の国技館開館から100周年の日にあたる6月2日(火)は、展示解説終了後に旧国技館跡地をご案内いたします。
相撲博物館 〒130-0015 東京都墨田区横網1-3-28(国技館1階) 電話 03-3622-0366 開館時間 10時~16時30分(最終入館16時) JR総武線両国駅西口より徒歩1分 都営地下鉄大江戸線両国駅A4出口より徒歩5分 http://www.sumo.or.jp/museum/index.html
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