「太平の眠りをさます上喜撰、たった四はいで夜もねられず」
「上喜撰」とは、お茶の銘柄のことですが、この狂歌は幕末の嘉永6年(1853年)6月に、ペリー提督率いる米国艦隊が浦賀に現われた時の、江戸市中の騒動ぶりを風刺したものです。
黒船の来航で驚いたのは、幕府自身。そこで考えられたのが、台場(砲台)の築造でした現存する台場のうち、第三台場が解放されています。あまり知られていませんが、そこには50年生き続け、毎年花を咲かせている桜の木があります。そして台場には、幕末から150年を過ぎた今も、まだ豊かな自然が沢山残っています。樹木医・石井誠治さんのユニークで分かり易い解説で「江戸期」にタイムトリップしてみませんか。ご家族連れでぜひどうぞ。
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